様々な方法でインフルエンザを予防する

ウイルスに接触する場所に気をつける

インフルエンザを予防するには、感染経路について考えることが重要です。インフルエンザウイルスに感染しやすい場所に注意しましょう。

例えば、駅のホームや電車内などの人混みが多い場所には、インフルエンザウイルスが飛び交っています。インフルエンザの流行時期は特に感染の可能性が高いのです。

吊り輪や駅の改札口、トイレといった場所にもインフルエンザウイルスが付着しており、接触感染する恐れがあります。流行が危惧される冬場から春先にかけては、公共交通機関の利用をなるべく避けるたほうが良いでしょう。

人が密集する場所だけでなく、空気が乾燥している場所も注意が必要です。特に冬場は、換気をしないで暖房をつけているとあっという間にウイルスが増殖してしまいます。ウイルスの増殖を防ぐには加湿だけでなく、定期的な乾燥を徹底する必要があります。

インフルエンザにかかった家族を看病する際も注意が必要です。たとえば、汚物の処理をするときは、マスクや手袋の着用を徹底し、慎重に行いましょう。処理の際にウイルスが飛び散り、感染してしまう可能性があります。

マスクの着用と水分補給でウイルス感染を防ぐ

インフルエンザウイルスに感染しないためには、マスクを着用するなどして対策しなければいけません。マスクは使い捨てで、顔に密着するタイプが望ましいです。部屋の加湿も重要です。定期的に窓を開けて換気したり、加湿器を使ったりしましょう。

加湿器の水は水道水を使うと良いでしょう。ミネラルウォーターを使うとカビが発生し、アレルギーの原因になります。水道水にはカルキが含まれており、カビの発生を防げます。

定期的に水分を摂ることも重要です。水を飲むことで、喉に付着したウイルスが胃に流れます。胃に流れたウイルスは消化されて消えるので、感染を未然に防げるのです。

また、冬場は知らないうちに汗をかき、脱水症状になることがあります。脱水症状になると免疫力が落ち、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。

ウイルスの感染を防ぐために、定期的な水分補給を徹底しましょう。

インフルエンザと風邪は初期症状に違いがある

インフルエンザと一般的な風邪は、初期症状で判別できます。

インフルエンザウイルスの潜伏期間は、1日から2日と非常に短いのが特徴的です。はじめに倦怠感や強い悪寒、のどの乾燥といった症状がみられます。

これらの症状は風邪と似ています。風邪の場合、症状が出てから発熱まである程度時間がかかります。一方インフルエンザの場合、初期症状を感じてすぐに高熱が出ます。さらに、筋肉痛や関節痛などの症状もあらわれるのです。これらの症状は、日常生活に支障をきたすほど強いのが特徴です。

インフルエンザは多くの場合、急激な症状が出たことではじめて感染が発覚します。一方で、症状が軽く、感染していることに気づけない場合もあるのです。病院で診察を受けることで、インフルエンザウイルスに感染しているかどうか医師に判断してもらえます。

インフルエンザは対策が遅れると重症化したり、周囲に感染を広げたりしてしまう恐れがあります。また、インフルエンザの治療薬は発症から48時間を過ぎると効果が弱まってしまいます。そのため、インフルエンザの症状を感じたら、早めに病院で診断を受け、治療してもらいましょう。

インフルエンザは発症が早く、激しくなるのが特徴

インフルエンザの症状は風邪と似ており、判別するためには医療機関で診断してもらう必要があります。

インフルエンザは風邪と比べて、急激に発症するのが特徴です。風邪の場合は、くしゃみや鼻水などの軽い症状が起こり、だんだん悪化していきます。発症はゆるやかで、微熱程度で済むことも少なくありません。

一方インフルエンザの症状は、初期症状に気づかないほど急激に悪化します。発熱は38度から40度と高熱になることが多く、全身に症状がでます。のどの痛みや鼻水は多くの場合、発症からしばらくしたあとに起こるのが風邪との違いです。

風邪の場合、筋肉痛と関節痛の症状はあまり強くありません。しかしインフルエンザの場合、そういった症状が強いのが特徴です。

インフルエンザの症状は強いですが、通常は10日前後で落ち着き、治癒していきます。しかし、肺炎や脳炎を合併し、重症化する場合もあるため、初期段階で正しい治療を行うのが大切です。上述の症状を感じたら、医療機関で診断を受け、適切な処置を受けましょう。